今日もどこかで

kyousuna.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2016年 02月 28日

先週に引き続き、南八ヶ岳権現岳を山歩き

先週に引き続き、南八ヶ岳権現岳を山歩き_b0019819_22585283.jpg



随分と時間がたってしまったが、
2/28(土) 突発的に土曜が休みになったので
先週叶わなかった権現岳を歩いてきた。



金曜の夜、さくっと準備して国分寺を11:45出発
装備は先週のままでいいので準備は楽だ
食料はコンビニでパンとオニギリで。

天女山入口に1:50着
さすがに駐車スペースは空いていた。

P2270004
少し仮眠をとって4:20出発
気温は-1.6℃ 

IMG_6261
真っ暗な森の中は少々薄気味悪いが、
しばらく歩いているとそれも慣れてくる。
20分も歩いていると汗ばんできて、フリースを脱ぐ。

IMG_6270
5:10 天の河原 夜明け近く富士山がぼんやり見える。

IMG_6284
天の河原を過ぎたあたりから雪が見えてくる。
先週よりは少し多い感じ。

6:00 2000m標識付近
どうも手がジンジンしてくると思ったら、気温は-9度
ウィンターグローブに交換。
フリースを着るか悩むが、稜線に出るまで保留。

IMG_6297
先週はあまりの急登に何度も心をへし折られた前三ツの直前の登り
あれから何にもトレーニングを積んだ訳ではないが、今日は淡々と登って
いける。まあ、身体が馴染んだということだろう。キツイのは変わりはないが。
先週は自分の墓標に見えた標識も今日は青空を背に受けてウェルカムモード
で、7:47 前三ツ 着 -4度 快晴無風

IMG_6303
ここで、アイゼン、ピッケル装備に
冬用登山靴とアイゼンで片足1.5kgになって足が重いが
絶対的な安心感がある。

IMG_6314
南アルプスも前回より雪が多い感じ

IMG_6316
で、一登りして三ツ頭。8:40
風が段々強くなってきた。

IMG_6318
この景色が見たかった!
左から権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳

IMG_6329
今回目指すのはあのとんがった岩の上、権現岳
結構傾斜がきつそうだが、大丈夫か?

IMG_6334
雪庇もできてるよ。トレースを辿れば大丈夫そうだな。
この稜線は風が吹きっさらしで、フェイスガード、サングラス、帽子の装備では
堪え切れず、片手で顔を覆いながらの歩行になる。
ちゃんとしたバラクラバとフードのついたアウターが欲しいところ。

IMG_6337
頂上手前のこの登りはきつかったー
岩場の下を左へトラバースするのだな。
ここで初めて人と出会った。

IMG_6344
頂上直下の核心部のトラバース。
トレースがしっかりあるので滑落の心配はなし
斜面にはブッシュも生えているので、プレッシャーもなし。

IMG_6345
さすがにこの辺りは雪が深い。

SDIM0104
赤岳、中岳、阿弥陀岳奥に硫黄岳と横岳も見える。
DP1での撮影だが、どうだろうか?
画面ではわかりにくいが、拡大するとやはり解像感
が違うのがわかる。

IMG_6349
頂上付近までくると祠があるが、ここが頂上ではなさそう。

IMG_6352
少し歩いて、9:40 権現岳2715m登頂
気温-5度で風が強い。
風を避けて岩場の陰で少し休息。
サーモスにいれたホットコーヒーが有り難い。

IMG_6353

IMG_6353
権現小屋は半分雪に埋まってます。

IMG_6383
ギボシ(西峰)へのトレース
さらに風が強くなってきておっかなそう
もう5時間以上歩いているし、ここで引き返すことに。

IMG_6376
こちらは赤岳へのトレース
厳しいキレットを超えていく縦走路
テントを担いで歩く日が来るのだろうか?

IMG_6390
最後に間近に迫る赤岳を撮影
天気はいいが、風は猛烈
グローブを飛ばされそうになった。
帰りは同じルートを辿る。
この時間になってくると登山者も増えてきた。

IMG_6403
結構おっかなそうなルートを歩いてたんだなあ。

IMG_6428
三ツ頭への上り返しがまたきついよ。
ピッケルからストックに替えることにする。

IMG_6423
年がら年中烈風に晒されれば、こうなるわなー

IMG_6462
三ツ頭で見知らぬ登山者をタイミングをみはから撮影
やはり人間が入ると臨場感とスケール感が増すなあ。

P2270026
最後にもう一度撮影しておく
オリンパスの防水コンデジに魚眼コンバータをつけて。
オリンパスらしい深い青がでた。(気がする)

IMG_6467
三ツ頭から分岐するルートはトレース無し。

IMG_6469
前三つ頭には11:38
ここから激下りが始まる。
ここでやはり膝に違和感が。
一気にペースが落ちる。
一度アイゼンをひっかけてころんでしまった。

2000mの標識あたりで斜度が緩み、
何とか膝も回復。

IMG_6479
アイゼンを外すタイミングが難しい。
高度が下がるにつれ、凍結路が増えてくる。
こういう箇所が一番いやらしい。
頂上直下の核心部よりよっぽど危険だ。

IMG_6481
14:08 天女山入口の駐車場に帰ってきた。
前回はあまりの体たらくさに愕然としたが
今回、雪山を10時間近く行動できて、
まだまだ行けそうな感じはつかめてよかった。

by gucchi-gt | 2016-02-28 00:43 | 山歩き | Trackback | Comments(0)


<< GW前半 隠岐の島 カヤックキ...      LIVE告知 >>